機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 3「ラプラスの亡霊」の内容と感想(ネタバレあり) - インターネットで快適生活


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機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 3「ラプラスの亡霊」の内容と感想(ネタバレあり)

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)のepisode 3が、2011年3月5日、ついに公開されました。


当ブログではepisode 1から劇場で見た感想などを書いています。
episode 1からずっと、ネタバレありで感想やら販売への不満やら書いていますが、それも早いもので、もうepisode 3です。



episode 1は2010年2月20日。
新宿ピカデリー、舞台挨拶の回。

ガンダムUCが小説で連載されていることは以前から知っていましたが、元々アニメを見るだけで原作は読まないので、偶然の流れで公式サイトを見るまで内容は全く知らず。

ユニバーサル・センチュリー(U.C.)のガンダムらしい構成や展開、オードリー・バーン演じる藤村歩さん、現在はIS<インフィニット・ストラトス>で織斑一夏を好演している内山昂輝くんをはじめとしたスタッフ陣を生で見られ、主演声優と製作陣の挨拶を放映後に聞けて、大満足のepisode 1でした。



その興奮から8ヶ月。

やっとこの日が来た!待ちに待ったepisode 2。タイトルは「赤い彗星」。
2010年10月30日公開。


フル・フロンタルの仮面の下に隠された素顔。
それは想像通り、シャア・アズナブルでした。
そして、これまた期待を裏切らない、数々の名ゼリフの再現。

シナンジュの凄すぎる性能と、それを完璧に使いこなすフル・フロンタルに終始圧倒されたepisode 2。



その興奮が冷めぬうちに公開された、今回のepisode 3。

前回のepisode 2のラストで、ミネバとリディ少尉が地球に降りるようなことを言っていたので、今回の予告からしても、地球に降りるところくらいで終わるのだろう・・・と思っていました。


確かにラストはその通りでした。

こうした流れは、ガンダムファンなら、ストーリーを知らずとも大体想像がつくのではないかと思います。

大抵のガンダムシリーズは、まずスペースコロニーから始まり、地球降下、重力に引かれた戦い、そして再び宇宙へ上がる・・・といった展開。
今回も、同じくその流れになりそうです。



epispde 3は、これまでのepisode 1、episode 2とは少々展開の仕方が異なり、画よりも言葉で表現するシーンが多くありました。
ユニコーンガンダムの謎、NT−Dの正体、マリーダの正体などが少し明らかにされました。


それだけに、一度ではしっかりと飲み込めず、episode 3にして初めて1日に2回見ました。

2回見ることで、最初はいまいち理解できていなかったこともしっかり理解できたと思っています。



episode 3は、バナージのパラオからの脱出から始まります。

パラオからの脱出。
ユニコーンガンダムとクシャトリヤの、NT−Dの力に圧倒された一方的な戦い。
その戦いでマリーダは負傷し、ネェル・アーガマに収容。

ミネバ・ラオ・ザビとリディ少尉は、戦争を止めるため地球へ。

首相官邸ラプラスの調査の中で起こる、袖付きのマリーダ救出作戦。
そこで散る、2人の男。

最後は、ユニコーンガンダムとシナンジュが激しい戦いを繰り広げる中、地球へ落ちていくところで終わります。



今回のepisode 3で最も印象に残ったシーンは、エンディングロールの最中に見せた、バナージの涙。

地球に落ちていく中でバナージが見せた涙と、
CHEMISTRYの歌う「merry-go-round」が、
見事にリンクしていました。
あのシーンにマッチした、強くて儚い曲だと思います。


地球に落ちていくシナンジュに向けて放ったユニコーンガンダムのビームの盾となり、シナンジュへの命中を阻止したのは、前回のepisode 2で捕虜となったバナージの世話をしたギルボア。

「家族を・・・頼む」とバナージに言い残し、散っていきます。


ギルボアを討ってしまったバナージ。

落ちていく中、ギルボアの乗っていたザクの盾が視界に入り、手を伸ばして掴もうとする。
しかし、盾は大気圏に燃え尽きていく。
それを見たバナージの、その表情と溢れる涙には、悔しさと、哀しさが溢れていたと思います。


何となく感じてはいましたが、マリーダ救出作戦の開始におけるギルボアの数々のセリフは、いわゆる「死亡フラグ」ではないかと思っていました。

しかし、まさかあそこに出てくるのがギルボアとは・・・。
直撃コースだったので、ここでシナンジュが散るはずはなく、誰かが割って入るとは思いました。
しかし・・・そうではないようにと思いましたが、やはり。


episode 3では、NT−Dの正体がフル・フロンタルによって明かされました。

NT−D:ニュータイプデストロイヤーシステム。
相手がニュータイプの時に発動し、相手を駆逐するシステム。


これまでNT−Dが発動したのは、episode 1でクシャトリヤと対峙した時、episode 2でシナンジュ、クシャトリヤと交戦した時だけ。

これを聞いて、何で通常の戦闘時は発動しなかったのか?という疑問が払拭されました。



また、フル・フロンタルの口から出た、マリーダ・クルスの正体。

マリーダ・クルスの本当の名前は、プル・トゥエルブ。


これは、最初は意味が分かりませんでした。
というか、記憶の中から取り出すのに時間がかかりました。


ガンダムUCの原作を知らない人でも、ガンダムZZに登場したプル、プルツーはご存知の方が多いかと思います。
プルの愛らしい性格は、歴代のガンダムに登場するヒロインの中で、個人的にはかなり上位です。


ユニコーンガンダムとクシャトリヤの戦闘で、意識を失ったマリーダの心の中が表現されるシーンがあります。
予告でも流れた、ガンダムなら定番ともいえる描写のあのシーン。
そこに登場したのは、プル、グレミー・トト、キュベレイ。


フル・フロンタルが言うには、マリーダ・クルスは、強化人間・プルの12番目だということでした。

これには驚きました。


マリーダのマスターは、スベロア・ジンネマン。


今思えば、クシャトリヤはキュベレイに似ていなくもないな?と思います。ファンネルだし。(ファンネルだけならνガンダム(ニューガンダム)などもありますが)
だからマリーダは強化人間だったのか・・・と。

ネェル・アーガマの整備士は、バナージによって収容されたクシャトリヤを見て、第一次ネオジオン戦争の頃に開発された、AEの試作品を流用したものだろうと言っていました。



そのマリーダが、ネェル・アーガマのメディカルルームでバナージに言った言葉が印象的でした。

「たとえどんな現実を突きつけられようと、それでも・・・と言い続けろ。自分を見失うな。」

このセリフは、名シーンの一つとして、公式サイトでの限定フラッシュ待受に使われています。
早速アクセスして、頂きました。


もう一つ、マリーダで印象に残ったシーン。

アルベルトらは、マリーダを地球のオーガスタで研究するため、シャトルで降下しようとします。

しかし、マリーダ救出作戦の戦闘でネェル・アーガマのハッチが攻撃され、ハッチからマリーダとアルベルトらが弾き飛ばされます。
ぎりぎりのところでパイプを掴んだマリーダの頭に、中から物質が直撃、ヘルメットが飛びます。

真空状態で、アルベルトの手を片手に掴みながら、そのアルベルトへ向けたマリーダの強い眼差しが、とても印象的でした。



episode 3の終盤。
ギルボアだけでなく、もう一人、主要人物が散ります。

首相官邸ラプラスの調査でラプラスに向かったユニコーンガンダムは、先読みして待ち構えていた袖付きと、シナンジュと再び激しい戦いを展開します。
ユニコーンガンダムにはダグザ中佐が同乗しており、NT−Dを発動させようにも全力を出せないバナージ。
そのことに気付いたダグザ中佐は、ユニコーンガンダムがラプラスに一時退避した際、ハッチを開けて別行動に出ます。


襲い来るシナンジュにバズーカで攻撃を仕掛け、シナンジュの隙を作ろうとするダグザ中佐。

しかし攻撃も虚しく・・・シナンジュの反撃に遭い、散ります。


それを見たバナージは、怒りによってNT−Dを発動させ、互角以上にシナンジュと戦い、最後にはシナンジュを追い詰めます。
そして・・・ギルボアが散るラストシーンに向かいます。



ラプラスでユニコーンガンダムから降りる前、ダグザ中佐は気になることを言っていました。

ラプラスへの鍵となるユニコーンガンダム。
バナージの感情によって発動するNT−D。
ラプラスとユニコーンガンダムが0地点に到達して流れ出した、あのU.C.0001の演説。
UC計画、この仕組みを開発した奴は、とんだ食わせ者かも知れないと。


NT−Dはニュータイプを駆逐するモードです。
ということは、その逆・・・共生するモード?があるのか?

ラプラスの箱は、ユニコーンガンダムを駆る者の意思に、人類の未来を委ねているのではないかと思います。
ニュータイプへの敵意なら排除。
そうでないなら・・・。


episode 1で、バナージが幼少の頃に操縦実験に参加させられていた過去が明らかになりますが、その理由、バナージの精神の強さなど、それらの全てが、最初から仕組みの一部だったのかも知れないと思えます。

どのような展開がこの先に待っているのか分かりませんが、今から想像が止まりません。



今回のエンディングを思い出しながら思ったことですが、
(こういうことを書くと宗教家か何かかと思われるかも知れませんが)
ガンダム作品って、「戦争」なんですよね。

戦争の虚しさ。
MS(モビルスーツ)の強さと、それを駆る者の心情、倒す者の心情。
バナージが、「それでも」と、必死に戦争を拒む理由。

そういったことを理解しながら見ている人って、一体どれくらいいるんでしょう。

たかがアニメ?
いえ、たかがなんて思ったら作り手に失礼です。
これだけのクオリティの作品からは、いろいろなことを考えさせられます。

もちろん、ガンダム作品を否定する気持ちはありません。
大好きな作品であり、大好きなアニメーションです。

でも、一方で、重いシーンも多くあります。
感動するシーンも多くあります。

ガンダムは、どうしてもカッコいいMSや素晴らしい声優陣、サンライズの美しいアニメーションなどがピックアップされますが、ストーリーは「戦争」なんだという重さ、主人公の心理を考えながら見ると、また違ったものが見えるのではないかと思います。



episode 3は、正直なところ、見るまではあまり中身がないんじゃないか?と思っていました。
理由としては、中間にあたる話数であること、前回までの流れと今回の予告からして、激動はないと思ったからです。

しかし、実際は違いました。

ストーリーをある程度予想できるのに、それでも、予想をはるかに上回る感動や衝撃を与えてくれるあたりは、さすがガンダム作品、サンライズだと思います。


また、映画館で見る興奮も、大事な要素かなと思います。
ドーンと来るサウンド、巨大スクリーン。
やっぱり映画館の醍醐味は、これです。
開始直後に、そう思いました。

しかし、近年のモラル低下に伴い、映画館でのマナー違反も目立つようになりました。
非常に嘆かわしいことです。(菓子持込、前の座席を蹴るなど)
気が散るし、せっかくの良い作品が台無し。



episode 4の公開は、2011年・秋。
地球に舞台を移し、どんな展開が待っているのか?
楽しみです。

まだまだ、episode 3の興奮は冷めません。
頭の中では、CHEMISTRYのあの曲と、バナージの涙がループしています。

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